Google 広告とは、「Google Ads」という名称でも知られており、Google社が運営するオンライン向けの広告配信サービスのことです。

また、「Google Adwords(グーグルアドワーズ)」という名称でも聞いたことがある方がいらっしゃるかと思いますが、2018年7月24日に「Google Adwords(グーグルアドワーズ)」の名称が変更され、現在の「Google 広告(Google Ads)」となっています。

一例として、本記事でもご紹介するGoogleディスプレイ広告では、ニュースサイト、ブログ、Gmail、YouTubeなど200万以上のさまざまなウェブサイトに広告を表示することができ、世界中のインターネットユーザーの 90%にリーチできるとも言われています。

引用元:ディスプレイ広告、バナーなどを利用してリーチを拡大しましょう | Google 広告

上記からも、世界的にも日本国内でも、最大規模の広告サービスとなっていることはもちろん、インターネットの普及が急速に伸びている現代社会で、Googleの検索結果ページ上部や、Googleが所有するサービス(GmailやYouTube)など、日々多くの人々が目にするオンライン上で広告出すことができ、Web広告運用の定番として、まず導入するべき媒体と言えるでしょう。

▼その他媒体も含めた広告の種類については、こちらの記事もご参考いただければ幸いです。

また、最大規模の広告サービスであることからも、日々様々なニーズが生まれる中で、新たなサービスや、システム提供などのアップデートも随時行われています。

これから広告運用をお考えの方も、すでに広告運用をされている方も、最新の情報をお探しの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、2022年3月時点での最新のGoogle 広告についてご紹介していきたいと思います。

Google 広告の種類について

2022年3月現在のGoogle広告の種類は下記8種類となっております。

  1. 検索キャンペーン
  2. ディスプレイキャンペーン
  3. ショッピングキャンペーン
  4. 動画キャンペーン
  5. スマートアシストキャンペーン
  6. アプリキャンペーン
  7. ファインドキャンペーン
  8. ローカルキャンペーン

ここからは、現在のGoogle 広告の全8種類の特徴・メリットについて解説していきたいと思います。

検索広告キャンペーン

検索広告キャンペーンとは、Googleの検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに連動し、表示されるテキスト広告のことです。
いわゆる、「リスティング広告」を配信できるキャンペーンです。

検索エンジンで検索した際に、検索結果一覧ページの上部や下部に「広告」と表示された広告で、URLの横に「広告」とついているのが特徴です。

画像引用:高度な機能 | Google 広告

メリット

■検索キャンペーンは、販売促進、見込み顧客の獲得、ウェブサイトのトラフィック増加に効果を発揮します。

■広告主の商品やサービスを積極的に検索しているユーザーをターゲットにでき、精度の高いターゲティングとなります。

引用元:検索キャンペーンを作成する – Google 広告 ヘルプ

また、検索広告キャンペーンには動的検索広告や電話専用広告といった種類の広告があります。

動的検索広告(DSA:Dynamic Search Ads)

動的検索広告は、配信している広告主のWebページと関連性の高いキーワードで検索しているユーザーに対して、Googleが自動的にWebサイトの内容から、関連するキーワードを選択し、広告を生成し配信できる広告です。Googleが自動的に広告を生成してくれるため、広告を配信するのに必要な工程が削減できることと、手動では想定していない新たなキーワードやターゲットを発見できるという特徴があります。

電話専用広告(電話キャンペーン)

電話専用広告は、検索結果から直接電話がかけられるようになっている広告のことです。
下記画像のように左側に電話のアイコンが配置されているほか、見出しの文頭に電話番号が表示されています。

画像引用:電話専用広告について – Google 広告 ヘルプ

また、すでに広告運用をされている方の中には、「表示広告オプション」の「電話番号表示オプション」との違いに疑問を頂いた方もいらっしゃるかと思います。

それぞれの特徴としては、下記の通りです。

■電話専用広告:電話で問い合わせをしたいユーザーに向けて積極的に発信を促す広告
■電話番号表示オプション:テキスト広告に電話番号追加してを表示できるオプション

電話番号表示オプションはたとえ設定していても、必ずしも表示される保証はありません。

そのため、直接電話での問い合わせを促進できる広告として、修理対応の広告など、「今すぐ連絡を取りたい」という緊急性を伴うようなニーズに向けて配信する広告では、電話専用広告を使用することが望ましいと言えるでしょう。

▼その他、広告表示オプションのより詳しい解説はこちらからもご覧いただけます。

ディスプレイキャンペーン

ディスプレイキャンペーンとは、GoogleのWebサイト上や、Googleが所有するサービス(GmailやYouTube)、または提携のあるウェブサイトや、アプリ内のスペースに画像や動画を使用した広告を配信できるキャンペーンです。

検索広告と比べて、画像や動画を使用しているため、ビジュアル面でユーザーの目を引く広告を配信でき、多くのユーザーに配信できるという特徴があります。

画像引用:高度な機能 | Google 広告

メリット

■ディスプレイキャンペーンでは、Googleの所有するサービス(YouTube と Gmail)に加えて、3,500万ものウェブサイトやアプリで、世界中のユーザーにアプローチできます。そのため、Google検索以外の場所でもリーチを拡大することができます。

■ 売上の向上、見込み顧客の獲得、ウェブサイトのトラフィック増加、あるいはビジネス、商品、サービスの認知度の向上や、比較検討の促進を目標とすることができます。

引用元:ディスプレイ広告と Google ディスプレイ ネットワークについて – Google 広告 ヘルプ

また、ディスプレイキャンペーンには、「標準のディスプレイキャンペーン」と「スマートディスプレイキャンペーン」があります。

標準ディスプレイキャンペーン

ターゲティング・入札単価設定・広告フォーマットを手動で管理し、運用するキャンペーン。

スマートディスプレイキャンペーン

「標準のディスプレイキャンペーン」も作業工程を減らし、Googleが機械学習を利用して、自動で最適化を行い、運用するキャンペーン。

自動化によって作業工程の軽減、時間の短縮のメリットはありますが、キャンペーン作成に必要な要件もあるので、すぐにご利用できない場合もあります。

▼利用資格はこちらから
スマート ディスプレイ キャンペーン(コンバージョンに対するお支払い)について – Google 広告 ヘルプ

「スマートディスプレイキャンペーン」には利用条件があり、すぐにはご利用できない場合あります。
また、近年のプライバシー保護の観点から、ディスプレイキャンペーンがアップデートされています。

引用元:ディスプレイ キャンペーンの作成に関する変更点 – Google 広告 ヘルプ
引用元:スマート ディスプレイ キャンペーンの作成と管理 – Google 広告 ヘルプ

ショッピングキャンペーン

ショッピングキャンペーンとは、商品の詳細(商品の写真、名前、価格、店舗名)を、Googleの検索結果や、Webサイト上の「ショッピング枠」の広告部分に配信できるキャンペーンのことです。

ユーザーが広告をクリックする前に、商品の詳細をユーザーに訴求できることから、購入する可能性の高いユーザーをサイトに呼び込むことができる可能性が高いという特徴があります。

画像引用:高度な機能 | Google 広告

メリット

■広告に商品情報を直接掲載し、ユーザーが十分な情報に基づいて購入を判断できるようにすることで、購入見込みの高いユーザーにアプローチできるようになります。これにより、サイトにアクセスしたユーザーが購入に至る可能性が高まるほか、ユーザーは広告をクリックする前に価格を見ることもできるため、予算内に収まるかどうかもすぐに判断でき、平均的なユーザーに比べて、購入に至る可能性が高くなります。

■1回の検索に対して、同じ広告主のショッピング広告が複数表示されることあり、関連性が高い場合は、ショッピング広告とテキスト広告が同時に掲載されることもあります。つまり、1回の検索での露出度が倍増します。

引用元:ショッピング キャンペーンとショッピング広告について – Google 広告 ヘルプ

動画キャンペーン

動画キャンペーンとは、YouTubeおよびGoogle 動画パートナー上のWebサイトやアプリに動画広告を配信できるキャンペーンのことです。

テキストや画像よりも、情報量の多い動画を配信することができるため、ユーザーにより詳細な情報を提供できるという特徴があります。

画像引用:高度な機能 | Google 広告

メリット

■画像やテキストに比べて、情報量の多い動画を配信することで、ユーザーへ、より広告主のビジネスや商品の詳細を伝えることができます。

■動画キャンペーンを使えば、売り上げ拡大、ウェブサイトへのトラフィック増加、ビジネスの認知度向上などのメリットが得られます。

■トピック、キーワード、ユーザー属性などに基づいてターゲティングしたオーディエンスに YouTubeとGoogle動画パートナーを通じてリーチできます。

引用元:動画キャンペーンについて – Google 広告 ヘルプ

スマートアシストキャンペーン

スマートアシストキャンペーンとは、Googleの最適化・自動化機能を活用し、Google 検索、Google マップ、Gmail、YouTube、Google パートナー ウェブサイトに広告を自動で配信できるキャンペーンのことです。

名前の通り、設定に必要な工程も他のキャンペーンと比べても少なく、Googleの自動化のシステムにアシストしてもらう部分が多いため、短時間でリスティング広告を始める・運用することができることが特徴です。

画像引用:スマート アシスト キャンペーン – Google 広告 ヘルプ

メリット

■Google検索、Google マップ、Gmail、YouTube、Google パートナーウェブサイトに広告を掲載できることで、指定の地域内のユーザーが、配信のビジネスに関する語句を検索すると、検索画面やGoogleマップで表示されるようになります。また、指定の周辺地域にいない場合でも、ビジネスに関する語句と指定の地域名の両方を使って検索したユーザーに自動的に表示されることもあり、実店舗への来店促進などにも効果があると言えます。

引用元:スマート アシスト キャンペーンの仕組み – Google 広告 ヘルプ

アプリキャンペーン

アプリキャンペーンとは、アプリの宣伝にフォーカスしたキャンペーンです。

アプリのダウンロードとエンゲージメントを促進するため、Googleの検索結果やGoogle PlayやGmail、YouTubeなど、Google関連サイト全体で配信可能となっています。

数行の広告文、入札単価、いくつかのアセットを設定すれば、それ以降はターゲットユーザーにリーチできるようにキャンペーンが自動的に最適化され、自動で配信されるのが特徴です。

画像引用:高度な機能 | Google 広告

メリット

■他キャンペーンのようにクリックしてWebサイトへ遷移するのではなく、アプリキャンペーンの広告の遷移先はGooglePlayストアへ直接遷移する仕様となっております。これによりユーザーのアプリダウンロード率の向上が見込めます。

※以前はユニバーサルアプリキャンペーン(UAC:Universa lApp Campaigns)という名称でしたが、2019年2月20日に現在のアプリキャンペーンに名称変更されています。

引用元:アプリ キャンペーンについて – Google 広告 ヘルプ

ファインドキャンペーン

ファインドキャンペーンとは、Googleに関連する、Youtube Home FeedやGoogleアプリのDiscover、Gmailの広告枠などに表示される広告を作成できるキャンペーンのことです。

Google検索の下部にコンテンツがフィード形式で表示されていたり、YouTubeのホーム画面で、動画と動画の間に表示されている広告を見たことがある方も多いのではないでしょうか。

ファインドキャンペーンはGoogleのフィード面で、サービスやブランドなどに関心・意欲が高いユーザーひとりひとりに合わせた配信ができる広告です。
また、1つのキャンペーンでユーザーに幅広く配信でき、豊かな広告エクスペリエンスを提供することができることが特徴です。

画像引用:ファインド キャンペーン – Google 広告 ヘルプ

メリット

■1つの広告キャンペーンで、Googleサービス(Googleサービス(Discover、Gmail、YouTube))を利用している幅広いユーザーにリーチが可能となります。様々なジャンルにおける各種のコンテンツを閲覧、視聴している見込み顧客に、画像とテキスト付きの広告で幅広くアプローチできます。

■ユーザーの意向を把握するGoogle独自の技術を利用して、画像だけでなく、カルーセル広告でも、トピック内のフィードにより自然に近いフォームで配信することができるため、ユーザーが広告の商品やサービスに関心を示して行動する可能性が高いタイミングで、より関連性が高い有益な広告を表示できます。

■機械学習に基づいてアセットが構成され、また、デバイスをまたいでシームレスに配信されるため、手間と労力をかけずにユーザーの関心を喚起して行動を引き出すことができます。

引用元:ファインド キャンペーンについて – Google 広告 ヘルプ

ローカルキャンペーン

ローカルキャンペーンとは、Google関連サイト全体に、店舗やビジネスの情報(画像や動画も可能)を広告として表示でき、店舗への来店数増加を促進することを目的としたキャンペーンです。

数行の広告文、予算、いくつかのアセットを設定すれば、それ以降はターゲットユーザーにリーチできるようにキャンペーンが自動的に最適化されます。

画像引用:ローカル キャンペーン – Google 広告 ヘルプ

広告の掲載先には、以下があります。

  • Google検索ネットワーク
  • Googleディスプレイネットワーク
  • Googleマップ
  • YouTube

引用元:ローカル キャンペーンについて – Google 広告 ヘルプ

メリット

■店舗を検索、または指定の範囲内にいるユーザーに対して、下記の情報を提供することが出来ます。

  • 店舗の所在地
  • 店舗の営業時間、サービス内容
  • セールなどのキャンペーン情報
  • 商品の在庫状況

広告をクリックする前に上記の情報を得られることで、より顕在的なユーザーの獲得に繋がる可能性があります。

■Googleマイビジネスと連携することで、広告に接触、またはクリックしたユーザーの「経路検索」や「電話発信」などの来店に繋がるアクションの計測も可能となります。これにより、実際の店舗では可視化のしにくい来店までの経緯を計測することができます。

▼より詳しい解説はこちらからもご覧いただけます。

最新「P-MAX(パフォーマンスマックス)」について

上記でご紹介した8種類のキャンペーンのように、これまでは、ビジネスの内容によってキャンペーンを分けて配信することが一般的な方法でしたが、1つのキャンペーンで配信が可能になった「P-MAX(Performance Max)」キャンペーンについてもご紹介したいと思います。

P-MAX(Performance Max)とは、Googleより昨年2021年11月2日に新たに提供開始され、1つのキャンペーンから、全てのGoogleのチャネル(YouTube、ディスプレイ、検索、Discover、Gmail、Googleマップなど)で広告の配信と、最適化が可能な新しいキャンペーンタイプです。

P-MAX(Performance Max)を使用することで、指定したコンバージョン目標に基づいたパフォーマンスの向上を促すことができるほか、スマート自動入札を使用し、チャネル全体のパフォーマンスをリアルタイムで最適化し、コンバージョン数とコンバージョン値を引き上げることができるのが特徴です。

また、スマートショッピングキャンペーンと、ローカルキャンペーンが 2022年中にP-MAX (Performance Max)キャンペーンに自動でアップグレードされることも発表されています。

今年2022年7月には、現在のスマートショッピング、その後8月~9月頃でローカルキャンペーンも、P-MAX(Performance Max)への自動でのアップグレードが案内されています。

引用元:P-MAX キャンペーンについて – Google 広告 ヘルプ
引用元:スマート ショッピング キャンペーンとローカル キャンペーンの P-MAX キャンペーンへのアップグレードについて – Google 広告 ヘルプ

▼その他の詳しい解説はこちらからもご覧いただけます

まとめ

今回は、現在のGoogle 広告の全8種類の特徴やメリットと、Google 広告の最新キャンペーン「P-MAX(Performance Max)についてご紹介いたしました。

Google 広告には様々な種類のキャンペーンタイプがあり、配信したいビジネスに合わせたキャンペーンを設定することで、効果が期待できる媒体ですので、ぜひご活用いただければと思います。

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