ECのプロモーションはプロ同士の戦いに

ECのプロモーションは日々難度や煩雑さを増しており、専門性を以て戦わねばならない時代になっています。
まず、技術面では、広告配信や計測、分析で、一般的なリスティングやディスプレイ広告とは異なる技術的要件を必要とします。そもそもウェブ広告は仕様の追加やアップデートが早く、運用自体も専門性が増している中、ECの広告運用にはEC独自の技術や知見が必要なのです。
また、設計面でも、販促計画を理解し、それをECに落としこんだ計画が必要です。扱われている商材や目標売上、ECサイトのフェーズ(立ち上げ期~成熟期)によっても戦略戦術は異なります。

弊社は「ECのウェブ広告に特化した広告代理店」として、アパレル、ギフト、食料品、雑貨、文具、など様々な商材、様々なフェーズのECプロモーションの設計、運用を行っています。

ECのウェブ広告の特殊性

ECのウェブ広告は、いくつかの理由で特殊性を持っています。これを十分に理解して体制を整え、知見を蓄積しなければ充分な対応ができないと弊社は考えています。
ECのウェブ広告が特殊性を持つ理由として、以下があげられます。

  1. 多数の商品がある
  2. ECシステム、カートの仕様
  3. 戦略パターンの多様性

1.多数の商品がある

「ECなのだから商品が多いのは当たり前」なのですが、このために一般的な広告とは異なる技術的要件や思考が必要になります。1つ1つの商品で広告を管理するのではなく、データフィードを活用した広告がメインになります。商品が多いECだからこそ独自の技術的要件があり、システム的な一括管理での最適化がポイントになります。

購入計測も変数の受け渡しが必要になり、分析に関しても別の設定が必要です(GoogleAnalyticsをお使いの場合であればeコマース設定)。

弊社は「ECのウェブ広告に特化した広告代理店」として、アパレル、ギフト、食料品、雑貨、文具、など様々な商材、様々なフェーズのECプロモーションの設計、運用を行っています。

2.ECシステム、カートの仕様

ECを運営するにはECのシステムが必要です。ASPやパッケージなど様々な選択肢があり、規模や目的などに応じて異なるシステムを利用されています。システムの機能やベンダー様の対応範囲など、データフィードの発行、運用、計測などに影響します。

弊社ではスピード感と精度を以てウェブ広告を実行するために、仕様の理解やベンダーさまと連携しスムーズに対応いただけるノウハウなどを蓄積しております。

3.戦略パターンの多様性

どのような業種であっても事業ごとに当然戦略は異なります。
わたしたちは、長年の運用型広告のノウハウを蓄積し、より効率的に最適な戦術が選択できるよう、ウェブ広告の定石をパターン化しています。
そのパターン化の中でも、ECは戦略パターンが多いと考えています。商品カテゴリ、商品特性、単価、認知度などなど、勝ち筋や成長戦略が異なる変数と組み合わせが非常に多く、当然取るべき戦術、やるべきことやスケジュールが異なります。

わたしたちは、ECサイトの様々なパターンでの定石をノウハウとして蓄積しており、お客さまの事業戦略と定石を融合させて、目標達成へのストーリーを描いて実行するお手伝いをいたします。

ECのウェブ広告に特化した代理店として、ノウハウを蓄積しています

わたしたちは、2014年からECのウェブ広告に特化した運用チームを編成。現在まで、さまざまなECサイト様のプロモーション、マーケティングのお手伝いをしてきた、ECのウェブ広告に特化した代理店です。

さまざまな規模、商品ジャンル、顧客層、そして、立ち上げから成熟期に至るまであらゆるフェーズのECサイトに関わらせていただき、それぞれのECサイトが成長し続けるためのロードマップ、取るべき施策の定石を持っています

ECのウェブ広告の運用には、独自の設計・運用と必要な技術が必要です。
わたしたちの強みである「コンサルティング思考」「蓄積されたノウハウ」「技術力」をもって、お客様のECサイトの成長をご支援いたします。

AZの強みについてはこちらもご覧ください

AZのECのウェブ広告運用について

ウェブ広告がECサイトの成長に貢献するためにできることを追求しています

ECサイトを運営されるお客様にとって、広告を掛ける目的の多くは「目標とのギャップを埋める」ことだと考えています。最終的には、長期的な売上形成が事業目標である中、短期的な目標として、期中売上、販売数、新規登録などがあります。

わたしたちは、最終的な目標に到達することを視野にいれつつ、短期的な目標の達成を積み上げていくために、目標と現状のギャップを把握し、ギャップを埋めるための計画を立て、広告を設計します。

並行して、お客様の全体戦略やスケジュールで、実施の可否を鑑みてアクションプランを策定します。

目標売上とのギャップ

3つのポイントでお客様のECビジネスの成長に貢献します

EC特化で運用をしてきた当社は、ECのウェブ広告の特殊性から生まれる課題を解決するために、以下のポイントを大切にしています。

 ECに特化した広告設計・運用

  • ECの中長期的な成長を目指す設計
  • 販売戦略やウェブ上での販売を熟知した戦術設計
  • ECの広告効果を最大限にする広告運用

 コミュニケーション

  • ECに精通したコンサルタントが担当
  • ECに必要な要素の専門担当でのチーム構成
  • 未来の相談に時間をかける毎月の報告会
  • 透明性とスピード感を実現するダッシュボード

 技術的知見と経験

  • ECに必要な技術要件を熟知した技術チーム
  • カートやツールの仕様を把握、お客様の代わりにベンダーとのやり取りを担当

スケール&パフォーマンスのバランスで事業の成長を止めない

当社はは戦略シナリオや目標を設定する際に、下記の2つのポイントを重視しています。
1つはビジネスを拡大する視点、2つは効率面の視点です。

運用型広告は「効率面」に注目されてしまうことが多く、運用側も効率を追い求めてしまうこともあります。

意図してどちらかに集中したり、役割を限定した設計する場合でない限り、売上のアップラインを引き上げ、事業を拡大することを重視する施策と、購入率やクリック率などの「率」の向上=効率化を重視する施策、この2つが共存し、共鳴しあう全体のバランスを配慮して、広告設計を重視しています。

スケール&パフォーマンス
スケール&パフォーマンスでECの成長を止めない

重要指標の整理と新規&育成シミュレーション

「売上=購入数×購入1回あたりの単価」というように、指標は因数分解することで、それぞれが目指しやすい数値にすることができます。
また、ECでの新規顧客獲得、新規購入獲得は、どうしてもコスト負担が高くなります。多くの場合、広告が担う役割は集客、特に「新規獲得」になりますが、それだけに限定してしまうと、広告の可能性を狭めてしまいます。集客施策と育成施策を計画的に連動させることで、広告効果を最大化することができます。

指標の因数分解
売上を達成するための指標因数分解例

ECの売上を構成する指標を因数分解し、現在の状況と目標を達成するために目指す数値を一覧で把握。その中で広告が担う部分を最大限にするための設計と運用を行います。

シミュレーション例(リピート育成含む)
リピート育成策を含めたシミュレーション例(中規模ECサイト)

リピート育成も含め、広告の役割を複数設定することで最終的な売上が最大化します。新規獲得とリピート育成を総合したシミュレーション、設計も対応しております。

「定石」「優先度」を総合し、「ひと目でわかること」を重視した、お客様オリジナルの広告設計

ECのウェブ広告には、ECのフェーズや規模、商品カテゴリーなどによって「定石」パターンがあります。
当社ではその定石パターンと、お客様ごとの戦略、リソースの状況やスケジュール上の優先度などによって、最善の広告施策を設計します。

今から実施する施策の役割と配信方法が「ひと目でわかる広告ファネル」と、今だけでなく、これから何をしていくかも含めて「ひと目でわかる優先度マップ」今と未来を共有します。

パーチェスファネルに基づく運用型広告の設計例|株式会社AZ
パーチェスファネルに基づく運用型広告の設計例(中規模ECサイト)

パーチェスファネル に基づいて、運用型広告の媒体やターゲティング方法を一覧化。何を目的としてどんな広告を実施するのかが一目で把握できます。
パーチェスファネルごとの基本の媒体・施策に、お客様だけの完全オリジナルのファネルマップです。
既にご実施中のお客様の場合は、実施中の施策が役割を果たしているかの確認や、未実施施策の把握などを行います。

運用型広告媒体の優先度例 |株式会社AZ
ビジネスの目標やタイプを加味した優先度マップ例(中規模ECサイト)

一覧化した媒体やターゲティング方法を、お客様のビジネス目標、戦略方針やタイプ、状況などを加味して、優先度を一覧化。予算や人的資源を割く順番を把握できます。
広告はあくまでも目標を達成するための手段です。売上規模を目指すのか、効率化を推し進めたいのか、など全体的な戦略を重視して優先度を決めて行きます。

年間の施策と予算配分が「ひと目でわかる年間計画」と伸びしろ発見でさらに伸ばす「プラスワン計画」

ECのウェブ広告は、季節性や繁忙期、閑散期の兼ね合いが必要です。予算だけでなく、作業リソースの確保や、企画の仕込みなど、年間のスケジュールに沿って運営することが大変重要になります。また運用型広告は運用による最適化が進みます。それらを総合的に反映させた年間の大きな計画を立てて、それを基盤に運用を進めていきます。

運営していく中で、まだ伸ばせる「伸びしろ」が生まれます。当社はその予兆を見逃さず、投下予算とプラスできる成果のシミュレーション「プラスワン計画」をご提案します。短期的なキャンペーン時にもそれぞれシミュレーションを作成します。年間計画とカイゼン、プラスワンの積み重ねで年間の売上を最大化していきます。
また期首のマイナスを期中で取り返すことは難度が上がるケースが多いこと、予実管理することでカイゼンの精度も上がること、など多くの意味で年間計画は重要です。

年間計画例
年間計画例

年間のウェブ広告の媒体と予算を一覧化した「年間計画」です。媒体によっては配信までに準備が必要なものや条件があるものもあります。セールやシーズン性の高いイベント、商品の投入、仕入れなどの時期…など、ECの運営には時間軸は非常に重要な要素です。いつからどの媒体をはじめてどのくらいの数字が見込めるかを、大きなスケジュールで把握することが必要になります。

プラスワン施策
伸びしろを発見しさらに伸ばす施策の予算組

運用の改善、最適化と合わせて、キャンペーンや伸びしろの発見、投下予算とプラスできる成果のシミュレーション「プラスワン計画」の積み上げで売上を伸ばしていきます。

ウェブ広告の活用はECサイトの成長にとって有効な手段です。
もしご興味を持っていただけましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

また既にご活用のEC事業主様にはECサイトの無料診断も実施しております。
お気軽にお申し込みいただけますと幸いです。

公式ECサイトのウェブ広告運用の不安や疑問を【無料】で解決しませんか?

弊社は、ECサイトの黎明期より、ECサイトの運用型広告に特化した専業代理店として、数々のECサイトの広告運用を専門的に行っております。
当社のEC広告の専門代理店のコンサルタントが、ECサイトの広告運用で最も優先度が高いポイントの診断を行う「ECサイトでのウェブ広告無料診断」を行っております。

自社ECサイトの成長のため、成長スピードの向上のため、運用型のウェブ広告のご利用、最適化は重要な課題になります。
自社のECサイトの広告運用が最適な設計で運用できているか不安少しでも不安がある方は、お気軽にお申込みください。