弊社とお付き合いいただいているクライアントの皆様は、多種多様な業種・業界でビジネスやサービスを展開されています。

弊社の強みとしている領域は、自社EC(BtoC)をお持ちのクライアントのWEBプロモーション支援ではありますが、その他の業種・業界においてもクライアントのビジネス拡大の一助となるよう日々活動をしています。

そこで今回は、弊社での取り扱いビジネスモデル別配信額割合とそのビジネスモデル別に媒体ごとの配信額割合を調査したデータを公開し、配信額が多い順にランキング形式で媒体・代表的な施策内容をご紹介します。

なお、ビジネスモデルを下記に分類しておりますが、本記事では「BtoB編」ということでBtoBに特化したランキング・内容にてお送りします。

  • EC(BtoC):自社ECをお持ちのクライアント
  • BtoC:コンシューマ向けのビジネスを展開されているクライアント(店舗型も含む)
  • BtoB:企業向けのビジネスを展開されているクライアント

ビジネスモデル別の配信額割合

まずは弊社におけるビジネスモデル別の配信額割合を大公開!!
※期間:2022年1月1日~8月31日

ビジネスモデル別の配信額割合

ECが強みと謳っているだけあって、やはりECにおける配信額がぶっちぎりの一番となっています。
コロナ禍の状況も相まって、EC案件のご相談をいただくことがここ3年ほどでさらに加速しています。

ECやBtoCの配信額が多い媒体・代表的な施策内容については、次回以降の記事でご紹介できればと思います。

BtoBでの媒体別配信額割合

次にBtoB案件での媒体別配信額割合を公開します。
期間:2022年1月1日~8月31日

BtoBでの媒体別配信額割合

結果は、下記となりました。

これは意外と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Google広告(検索・ディスプレイ含む)がBtoBにおいてもWEBプロモーションの主力であるのは予想できるかと思いますが、単独ではFacebook広告の配信額が最も多いですね。

  1. Facebook広告(Instagram含む):36.30%
  2. Google 検索広告:33.14%
  3. Yahoo!検索広告 :25.83%
  4. Google ディスプレイ広告(ファインド含む):3.29%
  5. Twitter広告:0.83%
  6. Yahoo!ディスプレイ広告 :0.65%

BtoBで一般的なKPI・CVポイントについて

ここからは、上述した結果となった背景を考えていきたいと思いますが、BtoB案件でのWEBプロモーションにおいて一般的に設定されるKPI・CVポイントを整理すると下記です。

KPI

  • リード獲得数(資料DL・メルマガ登録・問合せなど)の最大化/獲得単価の最適化
  • 受電獲得の最大化/獲得単価の最適化
  • サービス利用者数(新規登録・新規契約)の最大化/獲得単価の最適化

CVポイント

  • リード獲得(資料DL・メルマガ登録・問合せなど)
  • 受電獲得(電話CV・電話ボタンクリックなど)
  • サービス利用者数(新規登録・新規契約)
  • ページスクロール率 ○%以上
  • ページ滞在時間 ○分以上
  • 新規登録ページの閲覧

代表的な施策のご紹介

上述したKPI・CVポイントを踏まえると、BtoBにおいては売上につながるサービスの利用者数を増やすことが目的となることが多いと思います。

特にKPIとして設定されることが多い「リード獲得数(資料DL・メルマガ登録・問合せなど)の最大化」を実現するためには、”サービスに関連することを積極的に調査・検討しているユーザーにリーチできる“ことや “リードを獲得するために用意されている広告フォーマットが豊富“なことなどが重要になってきます。

以上のことを考慮すると、下記が代表的な施策になり、今回の結果も納得のものとなります。
事例紹介では、それぞれBtoB案件に関わらず参考となる記事をご紹介しています。
併せてご覧いただけますと幸いです。

  1. Facebook広告(Instagram含む)
    プライベートでの利用ユーザーが多く、静止画や動画など多様なフォーマットでリーチが可能。
    特にリード獲得広告がBtoB案件にマッチ。
    事例紹介:【事例】<BtoBビジネス向け>Facebookリード獲得広告でCPA改善!特徴やメリット、事例をご紹介
  2. Google 検索広告
  3. Yahoo!検索広告
    積極的に情報を検索し収集しているユーザーにリーチが可能。
    CV獲得に有効なシグナル分析・自動入札などの機会学習が優秀でWEBプロモーションでは欠かすことのできない媒体。
    事例紹介:【事例】<BtoC向け>検索連動型広告:CPAを安定させながらCV最大化を実現する運用・最適化方法とは?
  4. Google ディスプレイ広告(ファインド含む)
    カスタムオーディエンスを用いて、URLや検索語句から独自のオーディエンスを作成できることが強み。
    また、ファインド広告では、積極的に情報収集をしているユーザーに対してリーチが可能。
    ファインド広告で利用可能なリードフォーム表示オプションもBtoB案件にマッチ。
    事例紹介:【事例】Google 広告:ファインド広告でCPA改善!ディスプレイ広告との違いとは?

まとめ

今回はビジネスモデル別での配信額割合、BtoB案件での媒体別配信額割合ランキング・代表的な施策をご紹介をさせていただきました。

BtoB案件は、ユーザーにとってサービス利用までのハードルが高かったり、リードタイムが長いなど、BtoC(EC含む)案件とは違った難しさがあります。
ですが、適切なKPIやCVポイントを設定した上でターゲットに合う媒体・手法を選定すればWEBプロモーションでも望んだ効果が得られる可能性があります。

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