WEB広告の運用に携わっていると、様々なWEBの専門用語に触れる機会があります。
下記のような悩みや課題を抱えているEC担当者は多いのではないでしょうか。
- 広告以外での集客施策に行き詰まっている
- データフィードはあるもののうまく活用出来てないない
今回は、ECサイトのデータフィードを使った無料で出来る施策を3つご紹介します。
データフィードとは?
データフィードとは、自社で管理している商品データを広告媒体の仕様に変換する仕組みを指します。
「データ」は「情報」ですが、ECのウェブ広告におけるデータフィードの文脈で言う情報は主に商品の情報です。
「フィード」は、おおまかに言うと加工されたフォーマット、この場合は広告配信のためにGoogleやFacebookが指定する形式に加工したフォーマットです。
ECサイトはたくさんの商品があり、商品の入れ替えや価格の変更もあります。全ての商品の新鮮で正しい情報を、機会損失がないように広告で表現するための仕組みがデータフィードです。
今回は、そのデータフィードを使ってできる無料施策をご紹介します。
データフィードについて、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
施策1:Google無料リスティング
「Google無料リスティング」とは、Googleショッピングタブに無料で商品を掲載ができる機能です。商品点数が多ければ多いほど、流入数の増加傾向があるので、大規模ECサイトにはおすすめです。
掲載イメージ
以前までは、ショッピングタブのみの掲載でしたが、現在では下記の配信面まで掲載範囲が拡大しています。
- ショッピングタブ
- Google検索
- Google画像検索
- YouTube
特徴
検索キーワードと商品データがマッチした場合に掲載される
ユーザーの検索しているキーワードとデータフィードの商品の関連性がGoogleで高いと判断された場合に掲載されます。
そのためすでに商品を検索しているニーズが顕在化したユーザーにアプローチすることができます。
運用に手間がかからない
データフィードの更新さえできていれば、運用調整があまりかからないので、手放しで集客の施策を実施できます。
施策2:Instagramショッピング機能
「Instagramショッピング機能」とは通常のフィードやストーリーズの投稿に、商品情報のタグを貼り付け、タップする商品情報の表示、サイト(商品詳細ページ)に遷移させることが出来る機能です。
Instagramショッピング機能の掲載イメージ
Instagramショッピング機能の特徴
自然に商品紹介が出来る
普段の投稿に合わせて商品タグを埋め込むことができるので、商品を自然に紹介することができます。
アパレルなど世界観を大切にしているブランドなど、直接的な訴求をしたくない場合に有効です。
Instagramから直接商品ページへの誘導ができる
オーガニック投稿からは商品ページに直接遷移させることができませんでした。
ユーザーが気になった商品を探す際は、Instagramのプロフィールに貼っているリンクから探す、または別途検索をして探す必要がありました。
発見タブからフォロワー以外にも商品が訴求できる
発見タブとは、Instagram下部の左から2番めの「虫眼鏡マーク」をタップして検索窓の下部に掲載されている投稿を指します。
この発見タブは、ユーザーのフォローしているアカウントや「いいね!」した投稿に基づいてレコメンドされます。
この発見タブに掲載することで、フォロワー以外のユーザへ広告を使わずとも商品の訴求をすることができます。
Instagramショッピング機能について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
施策③:Facebook・Instagramショップ
Facebookショップとは、Facebook・Instagramに上に開設できるオンラインショップです。
カスタマイズ可能なコレクションとシンプルなデザインツールを利用して、注目の商品を紹介したり、シームレスなショッピング体験を実現することができます。
Facebookショップの掲載イメージ
Facebook・Instagramのプロフィールに掲載されます。
Facebookショップの特徴
柔軟にショップのカスタマイズができる
商品カタログからおすすめの商品を選んでコレクションを作成したり、画面の色を変更してショップの雰囲気をブランドイメージに合わせて表現できます。
顧客からの問い合わせに素早く対応できる
実店舗にいるときに店員に声をかけるのと同様に、Facebookショップでも、質問をしたり、サポートを受けたり、メッセージのやりとりをすることができます。
まとめ
上記の施策は無料データフィードがあれば、無料で活用できる施策です。この記事を見てまだ実施していない施策があれば検討してみてください。
データフィードを使った広告が気になる方はこちらもご確認ください。
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