Google 広告の分析を行う際、検索キーワードや曜日別・デバイス別計測などそれぞれの指標に合わせて画面を切り替えていませんか?

Google 広告の管理画面にある「ダッシュボード機能」を利用することで、1つの画面にデータを集約することができます。
さらに、視覚的にわかりやすいグラフで表示されるため、情報を瞬時に確認することができます。

今回は、Google 広告 ダッシュボード機能の概要、Google 広告ダッシュボード機能のメリット、Google 広告ダッシュボードの設定方法について詳しく解説していきたいと思います。

Google 広告をこれから始める方やGoogle広告の分析を効率的に行いたいという方は、ぜひ本記事を参考に今後の運用にお役立てください。

Google 広告ダッシュボード機能とは

Google 広告ダッシュボード機能とは、広告の掲載結果を視覚的にわかりやすくまとめて確認ができる機能のことを言います。

Google 広告ダッシュボード

ダッシュボードには、掲載結果のデータを下記3つの項目でカスタマイズすることができます。

  1. スコアカード:指標の数値が表示できます
  2. 表・グラフ:指標をグラフや表といった視覚的な形式で表示できます
  3. メモ:ダッシュボードに関する詳細な説明を伝えることができます。

ダッシュボードの主な機能

ダッシュボード機能は、広告の数値結果をわかりやすく把握することができますが、具体的にどのような機能があるのでしょうか。

ここでは、ダッシュボードの主要な機能についてご紹介します。

データの追加・表示デザインを自由に変更できる

Google広告のダッシュボードは、さまざまなデータ情報をグラフや表として1箇所にまとめることができます。

ダッシュボードに表示できる図表デザインの種類は下記になります。

  1. 棒グラフ
  2. 縦棒グラフ
  3. 折れ線グラフ
  4. 円グラフ
  5. 散布図
  6. メモ

重要だと思うデータ(クリック数、コンバージョン数)を追加して、上記の表示形式でカスタマイズすることができます。

さまざまな形式でダウンロードが可能

ダッシュボード機能は、下記の形式でダウンロードが可能です。

  1. .csv
  2. Excel .csv
  3. .tsv
  4. .xml
  5. .csv.gz
  6. .xml.gz
  7. .pdf
  8. .png
  9. Google スプレッドシート

CSVダウンロードだけでなく、PNGやPDFでの形式でダウンロードが可能なため、データの共有を気軽に行うことができます。

ダッシュボード機能のメリット

ここまで、ダッシュボード機能の概要からダッシュボードの具体的な機能について紹介しました。
続いて、ダッシュボード機能のメリットについてご紹介していきます。

  1. データ確認の時間を短縮
  2. 異常値を早期発見できる

データ確認の時間を短縮

ダッシュボード機能を使わずにそれぞれの指標を分析しようとすると、各指標の画面に遷移しなければいけません。
そのため、それぞれの指標を確認するのに時間がかかってしまいます。

さらに、Google 広告の分析指標は複数存在するため、特定の指標を分析する際、どの場所にあるのかわからなくなってしまうというケースもよく発生します。

ダッシュボード機能を利用することで、知りたいデータにすぐにアクセスできるので大幅な時間短縮につながります。

異常値を早期発見できる

データが数字のみだと読み込みに時間がかかってしまい、異常のある数値をすぐに判断することができません。

ダッシュボード機能を利用することで、視覚的にわかりやすい表やグラフで数値を把握できるため、異常だと思われる数値を早急に判断できます。

Google 広告ダッシュボード機能の設定方法

最後に、Google 広告ダッシュボード機能の設定方法についてご紹介します。
まだ設定されていない方は、ぜひダッシュボードの設定をされてみてはいかがでしょうか?

1.Google 広告にログイン

1.Google 広告にログイン

2.管理画面の右上「レポート」 ▶︎ 「ダッシュボード」を選択

2.管理画面の右上「レポート」 ▶︎ 「ダッシュボード」を選択

3.+のマーク、もしくは「新しいダッシュボード」のどちらかをクリック

3.+のマーク、もしくは「新しいダッシュボード」のどちらかをクリック

4.左上の+マークをクリック、または、グリットをクリック

4.左上の+マークをクリック、または、グリットをクリック

5.ブルダウン形式で表示された項目から、作成したい項目をクリック

こちらでは「レポート」を選択した場合を説明します。

5.ブルダウン形式で表示された項目から、作成したい項目をクリック

6.レポート追加の中から分析したい指標をクリック

6.レポート追加の中から分析したい指標をクリック

7.右側のメニューバーから分析したい指標をドラッグ&ドロップ

7.右側のメニューバーから分析したい指標をドラッグ&ドロップ

8.図表の形式を変更したい場合、右上の「表」をクリック 

8.図表の形式を変更したい場合、右上の「表」をクリック

9.分析したいデータのまとめが終了したら、「ダッシュボード名」を変更し、「保存」をクリック

9.分析したいデータのまとめが終了したら、「ダッシュボード名」を変更し、「保存」をクリック

10.ダッシュボードに追加されたレポートのサイズや位置を変更して、完了

10.ダッシュボードに追加されたレポートのサイズや位置を変更して、完了

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Google 広告ダッシュボード機能の概要やメリット、設定方法まで解説しました。

Google 広告ダッシュボード機能は、それぞれの指標を視覚的にわかりやすいグラフで表示させ、それぞれの指標をまとめて1つの管理画面で確認することができます。
そのため、数値のみの分析と比べて異常値を早期に把握できるだけでなく、分析したい指標をまとめてすぐにアクセスできる利点があります。

ぜひ、Google 広告のダッシュボード機能を活用してみてください。

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