2021年4月14日に、Yahoo!から「マッチタイプの一部変更」についてリリースが発表されました。

引用元: マッチタイプの一部変更について

キーワードマッチタイプの仕様変更の詳細

検索広告のマッチタイプ「絞り込み部分一致」を終了し、「フレーズ一致」と統合。
「絞り込み部分一致」を指定していたキーワードは、統合後は「フレーズ一致」として配信。

「フレーズ一致」の動作を拡大し、キーワードの語順による制限を廃止。

検索広告のマッチタイプ「絞り込み部分一致」を終了し、「フレーズ一致」と統合。


画像引用元: Yahoo!媒体資料:マッチタイプの変更について

適用日

リリース済み ※2021年6月ごろ
絞り込み部分一致のキーワードの動作を、フレーズ一致のキーワードの動作に切り替える変更を開始。
※変更はアカウント単位で順次実施。
※変更後に絞り込み部分一致で入稿したキーワードは、フレーズ一致のキーワードとして動作。

リリース済み ※2021年7月ごろ
絞り込み部分一致のキーワード作成を停止。


画像引用元: Yahoo!媒体資料:マッチタイプの変更について

対象商品

Yahoo!広告 検索広告

キーワードマッチタイプの仕様変更によるメリット

  • 複数のマッチタイプを使い分ける必要がなくなり、運用工数を削減
  • 語順にこだわらない絞り込み部分一致の動作をフレーズ一致と統合することで、リーチの拡大を期待
  • 語順によって意味が異なる場合には、従来どおり語順を考慮した配信を実施
キーワードマッチタイプの仕様変更によるメリット


画像引用元: Yahoo!媒体資料:マッチタイプの変更について

キーワードマッチタイプの仕様変更による影響

1.絞り込み一致とフレーズ一致で同一のキーワードを設定している場合、フレーズ一致への統合によりキーワードが重複するため、キーワードごとの配信実績が分散する可能性がある。
→どちらかのマッチタイプのキーワードの削除を推奨。

従来の絞り込み部分一致で広告表示できていた内容で、統合後に広告が表示されない

2.従来の絞り込み部分一致で広告表示できていた内容で、統合後に広告が表示されないパターンが発生。

画像引用元: Yahoo!媒体資料:マッチタイプの変更について

まとめ

Googleに続き、Yahoo!もマッチタイプの仕様変更がリリースされました。

6月ごろから順次アカウントに適用されていくため、アカウントのキーワードの動作統合が行われる正確な日程はわかりません。

マッチタイプの仕様変更に向けて、今後新規作成するキーワードは、フレーズ一致で作成するようにしていくようにしていきましょう。

ウェブ広告をはじめ、ウェブマーケティングに関する不安や疑問を無料でスッキリ解決しませんか?

当社では、事業会社様向けにデジタルマーケティングについてのお悩み、貴社の課題に
対して専任のコンサルタントによる無料の個別相談会を毎週金曜に定期開催しております。

運用型広告に関するお悩みごとだけでなく、マーケティングから技術的なことまでお気軽にご相談ください。