Yahoo!広告より、「スマートターゲティングの正式提供を開始」についてリリースがありました。
参照URL:スマートターゲティング

概要

コンバージョンに至る可能性の高いユーザーを媒体側で自動的に判断し、
手動で設定したターゲティング(オーディエンスリスト、サーチキーワードが対象)の範囲外まで広告の配信を拡大。

スマートターゲティングの正式提供を開始(Yahoo!ディスプレイ広告)
引用元:スマートターゲティング正式リリースについて

詳細

スマートターゲティングを利用すると、ターゲティングで指定した範囲を超えて広告の配信を実施。
指定したターゲティング設定において、これまで逃していた可能性のあるコンバージョンユーザーを獲得することが可能。

スマートターゲティング利用時のターゲティング適用
画像引用元:スマートターゲティング

こんな方にオススメ

業種ECサイト
現在の課題コンバージョン獲得機会の損失/リターゲティング配信量の減少/潜在層へのアプローチ
改善が期待できる指標/効果コンバージョン獲得数の増加/リーチ拡大

メリット

配信対象となるユーザーの重複率を抑えながら広告の配信機会を最大化するとともに、コンバージョン獲得機会の損失を避けることが可能。

スマートターゲティングの導入による好事例

過去にサイトを訪れたユーザーを対象とした広告配信(サイトリターゲティング)において、本機能を導入。
配信対象となるユーザーの拡張によるコンバージョン率の低下は見られたものの、コンバージョンを1件獲得するためにかかる顧客獲得単価(CPA)を11%程度に抑えながら、コンバージョン(CV)獲得数は導入前の約1.3倍に。
顧客獲得単価の変動が許容でき、かつコンバージョン獲得数の増加を優先する場合には導入を推奨。

配信実績

  • 業種:ECサイト
  • 実施内容:サイトリターゲティング配信にてスマートターゲティングを導入。
  • コンバージョン獲得数:実施前の約1.3倍に増加。
  • 顧客獲得単価:実施前から約11%の上昇にとどまる。
スマートターゲティングの導入による好事例

注意事項

  • スマートターゲティングを利用すると、データが蓄積しターゲティングが最適化されるまで学習期間が必要です。
  • 学習期間は数日から最大14日程度で、キャンペーンのコンバージョン数により変動します。
  • 学習期間中は運用者が設定したターゲティング(配信/除外)が全て適用されます。
  • 学習期間中にターゲティング設定を変更すると、再学習が必要になる可能性があります。
  • 学習のステータス(学習中・学習完了など)は確認できません。
  • 入札戦略や1日の予算の設定を変更すると、入札価格の自動調整機能も同時に学習する可能性があります。

実施日

2024年2月28日 ※リリース済み

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