Yahoo!検索広告において、自動運用ルールの設定機能の追加が2021年6月16日(水)に行われました。
今回は、自動運用ルールの設定機能の追加についてご紹介いたします。
自動運用ルールとは
自動運用ルールは、効果の高い検索クエリーのキーワードへの追加や入札価格の変更など、ご自身で設定した運用ルールに基づいて定期的に自動で調整を行う機能です。
アカウント、キャンペーンまたは広告グループに運用ルールの関連付けを行うことができます。
自動運用ルールの設定方法
ここからは、今回設定機能が追加となった「自動運用ルール」の設定方法についてご紹介いたします。
自動運用ルールの設定
Yahoo!広告のツールの画面から「自動運用ルール」をクリックします。
自動運用ルール新規作成をクリックします。
運用目的の設定
下記の項目より、自動ルールを設定する運用目的を選択することができます。
- 効果の低いキーワードの配信停止・対象外キーワードへの追加
- 効果の低い検索クエリーの対象外キーワードへの追加
- 効果の高い検索クエリーのキーワード追加
- キャンペーン日額予算の変更
- 広告グループ入札価格の変更
- キーワードの入札価格変更
運用条件の設定
関連付け設定、条件、条件の集計期間の設定を行います。
条件、条件の集計期間は入力が必須となります。
【関連付け設定】
アカウントに関連付ける、キャンペーンに関連付ける、広告グループに関連付ける
【条件】
インプレッション数、クリック数、クリック率、平均CPC、コンバージョン数、コンバージョン率、コスト/コンバージョン数、マッチタイプ
【集計期間】
前日、前々日、先週(月~金)、先週(月~日)、過去7日間、過去14日間、過去30日間
実行タイミングの設定
実行タイミングを選択します。
- 毎日、曜日(複数指定可)
- 月1回
基本情報の設定
基本情報の設定を行います。
「自動運用ルール名」は、入力が必須となります。
- 自動運用ルール名
- 実行設定(オン、オフ)
今回追加となった自動運用ルールの設定機能
自動運用目的「効果の高い検索クエリーのキーワード追加」において、キーワードが自動的に追加される際の配信設定のオン/オフを指定できるようになりました。
対象サービス
Yahoo!広告 検索広告
実施日
リリース済み ※2021年6月16日(水)
今回のアップデートによる影響
自動運用ルールで追加対象となったキーワードの確認を行い、必要と判断したキーワードのみ配信をオンにすることができます。
まとめ
今回のアップデートにより、意図しないキーワードの入稿をさけることができるようになりました。
自動運用ルールを導入することで、運用にかかる手間を減らすことが可能となります。
まだ導入されていない方は、導入されてみてはいかがでしょうか?
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