【運用者必見！】Google 広告「自動化ルール」の設定、活用方法について解説

自動化ルールとは

Google 広告の「自動化ルール」とは、指定した設定と条件に応じて、アカウントのキャンペーンや広告セット、広告に対して広告ステータスや予算、入札単価などを自動で変更できる機能です。

自動化ルールを活用すれば、「低いコンバージョン単価で多くのコンバージョンを獲得しているキーワードについては入札単価を引き上げる」など、手動では処理しきれない細かい調整も可能となり、日々の作業時間を短縮することができます。
正しく理解することで広告運用の効率化を進められるため、ぜひこの記事を読んでご活用いただければと思います。
参考：https://support.google.com/google-ads/answer/2497710?hl=ja#zippy=%2C

設定方法

まずはGoogle管理画面の「ツールと設定」を選択します。

「一括操作」の中の「ルール」を選択します。

青い「＋」ボタンから、新規で設定できるルールの項目が表示され、設定したい項目から選んでルールを作成することが可能です。

主な活用方法、事例の紹介

指定した日時にキャンペーンを停止する

例として、下記の指定の日時に指定のキャンペーンを停止する設定のルールを作成してみたいと思います。

①まず、ルールの名称を入力します。
②「選択したキャンペーン」で停止したいキャンペーンを選択します。
③条件を選択します。
条件では、アクションを起こしたいキャンペーンの現在のステータスを選択するため、「キャンペーンのステータス：有効」を選択します。
④アクションを選択します。
「キャンペーンを一時停止する」を選択します。

適用するキャンペーン、条件、アクションを選択したら次は「頻度」を設定します。
頻度は文字通りルールを実行する頻度を設定する箇所です。頻度については下記項目から選択することが可能です。

今回は指定の日時にキャンペーンを一時停止する設定のため、頻度は「1回」となります。
また、今回のように「17時に一時停止したい」など時間が決まっている場合は「時間を設定」を押すと下部に「時間を設定」とあるので、選択して停止したい時間を入力することが可能です。

指定した日時から予算を引き上げる

次の例は、指定したキャンペーンの日予算を変更するルールを設定してみたいと思います。

①まず、ルールの名称を入力します。
②「選択したキャンペーン」で日予算を変更したいキャンペーンを選択します。
③条件を選択します。
条件では、アクションを起こしたいキャンペーンの現在のステータスを選択するため、「キャンペーンのステータス：有効」を選択します。
④アクション「予算を変更」を選択します。
フィルタ方法で「1日の平均」を選択、アクションで「新しい予算を設定」すると1日の平均予算を記入する値の欄が出てくるので、変更後の日予算を入力します。
頻度については、先程のキャンペーンを一時停止する際と同様に設定したい日時を選択すれば、設定完了となります。

まとめ

今回はGoogle 広告の自動化ルールについて解説しました。

自動化ルールは活用すれば手動での細かい設定を省くことが可能となり、キャンペーンや広告、キーワードなど、細かい調整の手間を削減することができるため、広告運用するにあたって便利な機能と言えます。
ただ便利とはいえ、あまり複雑なルールを設定してしまうと予期しない動きによりトラブルの原因となる可能性もあるので、想定外の事態を最小限に抑えるためにも自動化ルールが実行された後の最終的な確認をするとよいでしょう。
業務効率化におすすめな機能ですので、まだ活用したことがない方はぜひこの機会にぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

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