株式会社AZ(本社:大阪市中央区本町、代表取締役:藤堂 高義、以下「当社」)は、データフィードと広告アカウントの両方を診断する「ECサイトのウェブ広告の無料診断サービス」を6月より開始いたします。
当社は、2014年よりECサイトのウェブマーケティングに特化したコンサルティングとウェブ広告運用代行を主業としており、アパレル、食品業界を中心にECサイトの販売促進や、実店舗連動の環境構築・運用支援を行ってまいりました。
この無料診断サービスを通じ、これまで培ってきたEC、小売の知見と技術的ノウハウを、ECを強化される事業主様、ECへの取組を始められる事業主様に貢献してまいります。
背景 ~EC化が進む中で、現場はウェブ広告のノウハウが不足~
経済産業省が2020年7月に発表した電子商取引に関する市場調査の結果によると、2019年の物販系分野のBtoC-ECの市場規模は10兆515億円と、2018年に比べ8.19%の伸び率で調査開始以来右肩上がりの成長を続けています。
さらに、2020年に発生した新型コロナウイルスの影響による生活スタイルの変化に伴い、インターネットでのお買い物需要が増えています。Google社が2021年3月に公開したレポートによると、「2020年の国内小売EC市場は、コロナ禍により近年続いていた上昇傾向が加速。市場規模は前年から20%以上増加の11.9兆円まで上昇(推定)」とあり、ECのビジネス上の役割は今後ますます重要になると考えられます。
この流れを受け、実店舗を中心としていた企業様や、卸、メーカーなどの企業様、地方の企業様など、規模やジャンルを問わず、ECでの販売強化に取り組まれています。
しかしながら、ECは様々なデジタルやインターネットの技術への対応が必要であり、現場にデジタルのノウハウが不足した状態に陥りやすくなっています。
特に、ウェブ広告とその周辺技術は仕様の変化が早く、お買い物をされるお客様の生活様式も多様化している中で、設計、設定、運用ともに難度が上がっています。
公式ECの運用型広告について
当社は公式ECがまだ珍しい2012年よりECのウェブ広告に携わり、2014年より専門的に取り組んできました。
ECの運用型広告は、他の業種の運用型広告の設計や運用とは異なる特徴がいくつかあります。そのうちの一つがデータフィードの利活用です。
データフィードは商品データを元に、広告出稿などの目的に応じた形式に整える仕組みを指します。
データフィードは販売している商品の検索機会を逃さず、配信対象を広げ、最新の商品情報を表示し、ダイレクトに生活者の訪問を促せる、まさにECというお買い場が最も活きる広告配信の要です。
しかし、データフィードは、商品データベースの変換、広告プラットフォームごとの受け入れ方の違い、カートASPやECサイトのシステムの仕様の違いなど、導入時は技術的なハードルがあります。
また、運用段階に進んでからも、人の目が入っておらず最適化がされていなかったり、システム的に検知できなかった不具合に気づかないケースもあり、意外な盲点になっていることもあります。
【当社独自】データフィードと広告アカウントの無料診断
本サービスはEC専門のコンサルタントがデータフィードと広告アカウントの両方をチェックし、広告主様のEC広告の改善アドバイスをいたします。このWチェックを無料でご提供するのは当社独自のサービスです。
また、EC独自の計測や分析設定、全体設計、広告クリエイティブの評価、実店舗との連動など、ECのウェブプロモーションに関する幅広いサービスを展開しています。
詳しくは当社サイト内「ECサイトのウェブ広告アカウント診断」をご覧ください。