Google広告に、上流施策の広告接触やブランド検索などの初期行動から、将来のコンバージョン・収益影響を予測するAIを活用した新しい測定指標「Qualified Future Conversions」が追加。
「Qualified Future Conversions(QFC)」により、通常のアトリビューション期間外で発生する将来的なコンバージョン影響を把握しやすくなります。
参照元:適格な将来の転換
詳細
Googleは、Geminiを活用した新しい予測指標「Qualified Future Conversions(QFC)」を発表しました。
広告接触後のブランド検索やサイト訪問など、将来のコンバージョンにつながる行動をAIが分析し、長期的な広告効果を可視化します。
これまで評価が難しかった認知・比較検討施策の成果測定を支援する機能です。

このアップデートで何が変わるのか
これまでGoogle広告では、広告をクリック・閲覧した後、設定されたアトリビューション期間(例:30日)を過ぎて発生したコンバージョンは、広告の成果として評価できませんでした。
例えば、
4月:YouTube広告を見たがその時には購入しなかった
6月:6月にブランド名を検索して購入した
上記のようなケースでは、広告が購入のきっかけになっていても、通常のレポートでは広告効果としては把握することが困難でした。
Qualified Future Conversionsでは、Geminiが広告接触後のブランド検索やサイト訪問などの行動を分析し、「将来的にコンバージョンへつながる可能性」を予測することで、これまで見えなかった長期的な広告効果を把握しやすくなります。
つまり、「Qualified Future Conversions」の導入をきっかけに、広告をきっかけに将来購入する可能性まで含めて評価できるようになります。
そのため、『今は成果が出ていないように見える認知広告』も、長期的な売上への貢献が期待できるのです。
広告主への影響
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 認知施策や比較検討施策の成果を従来より評価しやすくなります。 | 予測値であり、実際のコンバージョン数ではありません。 |
| ブランド検索など将来の購買につながるシグナルを把握できます。 | 既存のCV数やCVRを置き換えるものではなく、補完指標として活用することが推奨されます。 |
| 長期的な広告効果を考慮した予算配分の判断材料になります。 | |
| 上流施策のROIを説明しやすくなります。 |
注意点
- 提供範囲や対象アカウント条件は明記されていないため、利用可否は個別確認が必要
- 現時点では、具体的な算出ロジック、対象キャンペーン、利用条件の詳細は明記されていない
まとめ
Geminiによる予測分析を活用し、これまで成果が見えにくかった認知・比較検討施策の将来的な価値を可視化できる新しい計測指標です。短期CVだけでは判断しづらい広告運用の改善に役立ちます。
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