Googleから「検索キャンペーン向け入札戦略構成の変更」を行うとリリースがありました。
「検索キャンペーン向け入札戦略構成の変更」の概要
「目標コンバージョン単価」と「目標広告費用対効果」は、「コンバージョン数の最大化」と「コンバージョン値の最大化」の入札戦略に統合されるとのことです。
「検索キャンペーン向け入札戦略構成の変更」の詳細
「目標コンバージョン単価」は、新しい入札戦略「コンバージョン数の最大化」に統合
新しい入札戦略「コンバージョン数の最大化」では、任意の目標コンバージョン単価を追加(省略可)することができるようになります。
この入札戦略では、指定した目標コンバージョン単価でコンバージョンを最大限に獲得できるように入札単価が自動的に設定されます。
「目標広告費用対効果」は新しい入札戦略「コンバージョン値の最大化」に統合
新しい入札戦略「コンバージョン値の最大化」では、目標広告費用対効果を追加(省略可)することができるようになります。
この入札戦略では、設定した平均広告費用対効果でコンバージョン値が最大となるように入札単価が自動的に設定されます。
掲載結果目標 | 現在の入札戦略 | 更新後の入札戦略 |
設定した予算内でコンバージョン数を最大化する | コンバージョン数の最大化 | コンバージョン数の最大化 |
目標コンバージョン単価を設定してコンバージョン数を最大化する | 目標コンバージョン単価 | |
設定した予算内でコンバージョン値を最大化する | コンバージョン値の最大化 | コンバージョン値の最大化 |
目標広告費用対効果を使用してコンバージョン値を最大化する | 目標広告費用対効果 |
適用日
リリース済み ※今年中(今後数か月以内)に自動的に切替。
今回の変更で考えられる影響
今回の変更により、入札動作に影響はなく特に対応する必要はないとのことです。
また、今後しばらくは、「目標コンバージョン単価」と「目標広告費用対効果」の入札戦略の設定は可能です。
新しい入札戦略に移行後、任意の目標の設定をしなければ、「コンバージョン数の最大化」と「コンバージョン値の最大化」は、現在の入札戦略と同様に動作するとのことです。
まとめ
コンバージョン数・コンバージョン値の最大化を目指しながら、目標コンバージョン単価や目標広告費用対効果も最適化できるようになりました。
Googleの入札戦略の変更が完了次第、任意項目である「目標コンバージョン単価」と「目標広告費用対効果」を設定し、広告のパフォーマンスの向上を目指していきましょう。
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