マルチチャネル利用してますか?
Google Analyticsのコンバージョン>マルチチャネルでは各チャネルからの流入がどのようにコンバージョンに貢献できたかを見ることができます。
広告のURLの最後などにURL生成ツールでちゃんと仕込んでくださいね。 このURL生成をする際に、値の設定をうまくやっておけば、Google Analyticsの初期設定である程度チャネル同士の貢献度を比べることができます。
よくある間違いが、ディスプレイ型の広告の際に utm_mediumの値をcpcとかppcにしてしまったり、媒体名(ydnとか)を入れてしまったりするパターンです。素直に「display」と入れましょう。emailの場合は「email」と入れてくださいね。
初期設定はMCFチャネルグループと言われる物で、Google Analyticsが最初から用意してくれているグループです。
チャネル
説明
ディスプレイ
メディアが「display」か「cpm」の操作。広告配信ネットワークが「ディスプレイ」に設定されている AdWords の操作も含まれるが、広告フォーマットが「テキスト」の操作は含まれない。
有料検索
AdWords 検索ネットワークなどの検索エンジンからの訪問(メディアが「cpc」か「ppc」の場合)。
他の広告
「cpc」、「ppc」、「cpm」、「cpv」、「cpa」、「cpp」、「content-text」、「affiliate」のメディアのタグが設定されている訪問(有料検索は除外)。
オーガニック検索
オーガニック検索からの訪問(メディアが「organic」の場合)
ソーシャル ネットワーク
約 400 のソーシャル ネットワークからの訪問(広告としてタグが設定されていない場合)。
参照元サイト
ソーシャル ネットワーク以外のウェブサイトからの訪問。
メール
「email」のメディアのタグが設定されている訪問。
ノーリファラー
ウェブサイトの URL をブラウザに入力したか、ブックマークからサイトにアクセスしたユーザーによる訪問(例: 参照元が「(direct)」、メディアが「(not set)」または「(none)」の場合)。
マルチチャネルは自分で設定もできます。
例えば
- 本サイトが存在して、そっちからの流入が多いから参照サイトから切り離したい、とか
- ディスプレイでも媒体特性がdspによって全然違うのでMicroAdとかADJUSTとかByPassとか較べたい、とか
- 過去間違えてmediumをydnとかGDNとかにしちゃってた、、、とか
その場合は自分で自分用のチャネルリストを設定してみましょう。
チャネルグループの編集は、アナリティクスの設定>ビュー>チャネルグループやカスタムチャネルグループからもできますし、コンバージョン>マルチチャネル>アシストコンバージョンの表の上のチャネルグループからも可能です。
実はアナリティクスの設定>ビュー>チャネルグループから行くと、元のMCFを編集してしまうのでなんか不安。じゃあその下にあるカスタムチャネルグループから行こうとすると例がないので全部自分で設定しないといけなくなる、と困った感じです。
これを1から設定するのはちょっと。
そこで、コンバージョン>マルチチャネル>アシストコンバージョンの表の上のメニューのチャネルグループを押すと出るメニューの「コピー」の方を選びましょう。そうすると元のMCFマルチチャネルと元にして編集して新たに登録できます。(しかし、微妙にMCFマルチチャネルと違うような気がするんだけどな。。。)
あとは、各チャネルのフィルターを設定するだけですね。正規表現だけどまったく難しくないレベル。以下は例として「その他の広告」をいじってます。背景は見せてもよい気にしないように。
もちろん設定するとカスタマージャーニーへの貢献度がわかります。Googleの発表と較べてニヤニヤしてください。
アフィリエイトが絡む場合は設定する内容が多すぎて疲れるのであしからず。