サイトの運営を行っている場合、無料で使用できるGoogleアナリティクスを導入されている方は多いのではないのでしょうか?
社内だけではなく社外の関係者に、サイトのデータの共有を行う必要が出てくることもあるかと思います。
Googleアナリティクスでは、メールアドレスを登録するだけでサイトのデータ共有を行うことが可能です。
今回は、Googleアナリティクスのデータの共有を行う際の「権限付与方法」をご紹介していきます。
2023年7月1日に、Googleユニバーサルアナリティクスのサービスの提供が終了しました。
Googleマーケティングプラットフォームにアクセス
「Googleマーケティングプラットフォーム」にアクセスし、Googleアカウント(Gmailアドレス)とパスワードを入力してログインください。
アナリティクスを選択
アナリティクスをクリックすることで、Googleアナリティクスの管理画面に遷移することができます。
アカウントのアクセス権限の設定
Googleアナリティクスの管理画面の左ナビゲーションにある「管理」をクリック、アカウント内の「アカウントのアクセス権限」をクリックしてください。
プロパティ単位でアクセス権限を付与をする際は、プロパティ内の「プロパティのアクセス権限」に設定を行ってください。
同様に、ビュー単位でアクセス権限を付与をする際は、ビュー内の「ビューのアクセス権限」に設定を行ってください。
アカウントのアクセス権限付与ユーザーの追加
「+」をクリックし、続けて「ユーザーを追加」をクリックします。
許可する権限の選択
「メールアドレス」を入力し、登録するユーザーにどのような権限を付与するのかを選択してください。
※権限の内容については、画像下部の表をご参照ください。
権限付与の種類
データの閲覧や設定など、 データを共有するユーザーにどの範囲まで許可するのかを選択することができます。
ロール | 説明 |
---|---|
管理者 | アナリティクスのすべてを管理できる権限です。ユーザーの管理(ユーザーの追加および削除、ロールおよびデータ制限の割り当て)を行うことができます。アカウントまたはプロパティでこのロールを持つすべてのユーザー(自分自身を含む)に完全な権限を付与できます。 編集者のロールを含みます。 (以前の「ユーザー管理権限」に代わるものです) |
編集者 | プロパティ単位の設定をすべて管理できる権限です。ユーザーを管理することはできません。 アナリストのロールを含みます。 (「編集権限」の新しい名称です) |
アナリスト | プロパティ アセットの作成、編集、削除、共有、および共有アセットの共同編集を行うことができます。 閲覧者のロールを含みます。 (「共同編集権限」の新しい名称です) |
閲覧者 | レポートと設定データの表示、レポート内でのデータ操作(比較の追加、セカンダリ ディメンションの追加など)、個人アセットの作成と共有、管理画面または API を介した共有アセットの表示が可能です。この権限で共有アセットを共同編集することはできません。 (「表示と分析権限」の新しい名称です) |
なし | ユーザーにこのオブジェクトのロールが割り当てられていません。別のオブジェクトのロールが割り当てられている可能性があります。 |
Google アナリティクス4の場合のみ
データ制限の項目にチェックを入れることで、費用や収益のデータの表示制限について設定を行うことが可能です。
データ制限項目
データを共有するユーザーに、費用や収益の情報を表示するかどうかについて設定することが可能です。
データ制限 | 説明 |
---|---|
費用指標なし | 費用に関連する指標は表示されません。 |
収益指標なし | 収益に関する指標は表示されません。 |
権限付与完了
今、登録を行ったユーザーが含まれていましたら権限付与は完了となります。
まとめ
今回は、アカウント単位でのGoogleアナリティクスにおけるアクセス権限の設定方法をご紹介いたしました。
アカウント単位だけでなく、プロパティ単位やビュー単位でもアクセス権限の設定を行うことも可能です。
どのデータを共有する必要があるかを見極め、適切な権限の付与を行うようにしていきましょう。
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